今から2,000年近く前の弥生時代には、人々は1食あたり約4,000回も噛んでいたそうですが、現代人は約600回まで減ってしまっているそうです。
よく噛むことで脳の働きを活発にして、何よりたくさんの唾液を出して消化や虫歯予防を助け、細菌の数も減っていきます。
「唾液力」は、食事を工夫することで高めることができます。
今回は、虫歯予防にもつながる、唾液をたくさん出す方法をご紹介します。
たくさん唾液を出す食事のコツ
- 噛み応えのある食材を選ぶ
食物繊維の多い根菜類、海藻類、きのこ、筋繊維のしっかりしている豚肉や乾物系などがおすすめです。 - 材料は大きく切る
噛む回数を増やすには、すぐに飲み込めない大きさに食材を切ることもポイントです。例えば、野菜類は千切りではなく乱切りにすると頬の筋肉や舌を駆使して噛むことになります。 - 一口ずつゆっくり食べる
唾液の出やすい食材をせっかく選んでも、流し込むように食べてしまっては台無しです。一口ずつ口に含み、食べ物本来のおいしさを引き出すつもりでゆっくりと味わいましょう。会話を楽しみながらリラックスして食べることも大切です。
毎日しっかりと歯磨きしているのに、虫歯になってしまうという方は、唾液の量が足りないのかもしれません。一度お食事のときの噛む回数を見直してみてください。
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川越市の自由診療歯科医院
関口歯科 川越 《歯周病・根管治療・入れ歯》
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