なぜ、自由診療なのか。

難しい問題を抱えた患者さんの叫びの声に応えようとするたびに、
昭和30年代に出来た制度の矛盾に苦しみました。
救うための研鑽を続け、その技術を手に入れても、現場にそぐわないルールが邪魔をして
救えない現状がそこにはありました。
保険治療をベースにした「自費治療」で解決を模索しましたが、そこには混合診療の問題がありました。
多くの患者さんに来院していただき、とても幸せでしたが、
一人一人に時間を割けない状況にいつも罪の意識を感じていました。
人それぞれ正義があり、多くのご意見があると思いますが、
これからの歯科医師人生を一点の曇りもないものにするために、
保険診療から離れて自由診療専門医院に移行することを決断いたしました。
妥協なき最善の治療を行うこと。
これが自分の正義であり、歯科医師として歩む道です。

院長 関口 寛之 2020年6月

全ては最善を尽くすために

世界の歯科医療は劇的に進歩し、様々な治療法が開発されていますが、日本の保険制度で認められている治療はほんのわずかです。
また欧米の約1/10という診療報酬では、歯や神経の保存にこだわるほど、医院の経営は苦しくなります。
現行の歯科保険制度では、高い技術を手にしても、救える歯も救えないもどかしい状況が生まれています。

保険診療ではどうしても数をこなさなければならないので、十分な問診をする時間はありません。
検査も最低限しか行うことは出来ません。
もしそれが医科の場合、話も聞いてもらえず十分な検査もないまま手術に同意するでしょうか。
関口歯科 川越]では、必要と考える全ての検査を行い、患者さんに現状説明をし、治療計画・費用・期間に同意を得てから治療を開始しています。
行き当たりばったりの診療では、その場しのぎのリフォームと同じように、バランスも審美性も悪く、長持ちしない口腔内が出来上がります。
大切なことは、その患者さんにあった治療法や材料を選び、妥協なく丁寧に治療を進めることです。

入れ歯作りでも、前歯1本の審美的な治療でも、患者さんのご希望を伺い型採りから色合わせまで徹底的にこだわります。
精度の良い補綴物(被せ物)のために、マイクロスコープを使用して拡大視野下にて精密な治療を行なっていきます。
また、保険診療では出来ないレベルの感染症対策を行なっています。器具器材の滅菌・消毒・ディスポ化を徹底しています。

ゆっくりと時間をかけてお話をうかがい、全ての検査と、十分な時間をかけて世界基準の治療を行うこと。
それは自由診療でしか実現出来ません。

自由診療と自費診療の違い

保険治療の中でセラミック治療やインプラントを行うことが「自費治療」であり、保険の枠組みから外れてその歯科医師の裁量権に任せて治療を行うことが「自由診療」です。
保険治療ベースの「自費治療」では、十分な基礎工事をしないまま、豪邸を建ててしまうことに似ています。

自由診療の特徴

  自由診療
治療費 全額自己負担
治療の選択肢 自由度が高い
治療内容 最善の治療を行います
患者対応 まず、ゆっくりお話をうかがいます
ご希望に応える努力をいたします
治療の満足度 高い
治療に
かける時間
1回 1~3時間
治療の品質 高い
使用薬材
・器材
こだわって選びぬいたものを使用します